Zama talk

2013年12月06日
「2013年ヒット商品分析 ヒット商品開発者座談会」渡辺 敦美 氏
 第1103回 マーケティング創造研究会
日 時 2013年12月06日(水)14:30~16:30
テーマ 2013年ヒット商品分析 ヒット商品開発者座談会
講 師 日経BP社『日経トレンディ』編集部 編集長 渡辺 敦美 氏

 毎年恒例、12月研究会は「日経トレンデイ」編集長の渡辺敦美氏に「本年のヒット商品と
次年の有望商品」にご解説頂き、第2部は、今年ヒットした商品、話題になった商品を開発
担当された実務家の方々をゲストとしてお招きして座談会を開催しました。


【第一部】渡辺 敦美氏

1)2013年「ヒット商品ベスト30」とヒットのキーワード・市場要因
 2013年はアベノミクスが消費の落ち目を変えたといえる。

 <2013年のヒットの方程式>
  a.価値を認めたものは高くても買う(価値コンシャス)→金の食パン、鍋キューブ
  b.割り切り、目的明解→ヨナナスメーカー、レイコップ
  c.目立つが勝ち→タイガー、レイコップ
  d.40代、50代を狙え→ベジップス、あまちゃん
  e.時短は売れる→ネイルシール、スティックティーハート

2)2014年「ヒット予測 ベスト20」とトレンド傾向

 <トレンド傾向>
  a.「小容量」「個食」x「健康」
  b.少子「後継者」狙い
  c.王道復活
  d.身の丈バブル
  e.シニア、おひとりさま

 <2014年のポイント>
  a.懐かし系・・・80年代、90年代の懐かしいものが復権
  b.少量デラックス・・・小容量でも楽しい、少しリッチ
  c.エモーショナル消費・・・好き、楽しい、かわいい
 


「第2部] 座談会「ヒット商品開発者に聞く!ヒットのキーファクター」

<司会進行>
 渡辺敦美氏

<座談会ゲスト>
 (株)資生堂 国際事業部アジアパシフィック営業部 川上 登美子氏
 (株)資生堂 マーケテイング部コンシューマーマーケテイング部 長野種雅氏
 ネスレ日本(株)デジタルマーケテイング部長 伊藤 理典氏
 熊本県 東京事務所長 佐伯 和典氏

 資生堂の川上氏に「フルメーク ウォッシャブル ベース」について開発の動機、目的、
苦心した点、成果についてご紹介頂き、ネスレ日本(株)の伊藤氏に「レギュラーソリュブル
コーヒー」のイノベーション戦略について、また熊本県東京事務所長佐伯氏に「くまモン」開発
の動機、目的、成果についてご紹介頂いた後、渡辺編集長の司会進行のもとに座談会を開催
しました。
(なお資生堂の川上氏は日経ウーマン誌「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2014」受賞授与式参加の
ため座談会には長野氏にご参加頂きました。)

 座談会は、渡辺編集長の「ゲストの皆様は商品開発のイノベーションを手がけられた方達ですが、
最もご苦労されたことは何でしたか?」という問いかけから始まり、ゲストの皆様からそれぞれの
ご苦心談をお話し頂きました。

 イノベーションとは従来のものからの発想転換が必要であり、そこにはある意味で「自己否定」が
伴うことにもなる。
 またお客様にとっては従来にないものなので「ホントに?」という不安感を持たれやすい。お客様の
持つ不安感を払拭するためには、お客様に実際の機能や効能を目にしてもらい、理解・共感して
もらう必要がある。
 従来の空中戦(CM)だけに頼らず、地道な努力、地上戦が不可欠である。バーチャルからリアル
重視のマーケテイングの必要性が語られ、お客様に話題を提供し、その拡散効果をあげていくことの
必要性が語られました。

(マーケテイング共創協会 座間 忠雄)


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