(2014/6/19)第1114回 マーケティング創造研究会
テーマ |
【終了】社内の壁を乗り越えなければ、ヒット商品は生まれない
~三菱電機の開発事例をベースに~ |
講師 |
株式会社 アイ・キューブ 代表取締役 広野 郁子 氏 |
日時 |
2014年6月19日(木)14:30~16:30 |
参加費用 |
CMSメンバー(年間参加権契約メンバー):チケット制
情報会員 ―1名様10,800円(税込)消費税8%
一 般 ―1名様16,200円(税込)消費税8%
【請求書到着後、銀行振込み】 |
場所 |
ハロ-会議室 茅場町【2014年1月から会場を変更いたしました。ご注意願います。】
<東京都中央区日本橋茅場町2丁目9−5 日進ビル3階> 地図 |
「欲しいものが欲しい」と言われる現代、消費者のニーズそのものが分かりにくくなっています。
三菱電機㈱でヒット商品「切れちゃう冷凍」を担当され、起業したマーケティング会社で、
商品企画支援を行っている㈱アイ・キューブ 代表取締役 広野郁子 氏を講師にお迎えし、
ヒット商品開発の舞台裏をお話しいただきます。㈱アイ・キューブでは、三菱電機㈱をはじめ、
食品メーカー、住宅メーカー、健康機器メーカーほか、様々な業界の商品企画を手がけ、
その商品はヒット商品番付に複数が取り上げられています。
【講師からのメッセージ】
自分自身がメーカー内部で働き、また、外部機関として支援する中で、「技術は高くても、企画力が弱い」と言われ、
日々涙ぐましい努力をしているにもかかわらず、コモディティ化に陥り、
厳しい価格競争に巻き込まれている日本の産業の実態を体感しながら、その泥沼から脱出し、
ヒット商品を生み出すには何が必要かを考えてきました。
内部と外部の両方で関わってきたからこそ見えてきた、「ヒット商品を生み出すコツ」
「社内のマーケティングや商品企画者の役割」をお話したいと思います。
【アジェンダ】
(1)はじめに
~今、私が感じていること~
(2)開発事例
・「切れちゃう冷凍」
・「蒸気レス炊飯器」
(3)三つの壁とその超え方
・スペック向上(技術的進化)へのこだわり
・業界・作り手の思い込み
・定量神話
(4)「よい商品」でも売れない理由
~伝え方が重要な時代~
< 広野 郁子 講師のプロフィール >
株式会社 アイ・キューブ 代表取締役
■略歴
1986年、大学卒業後、株式会社リクルート入社。就職情報誌、住宅関連メディアの営業を行う。
出産を機に同社を退職後、消費生活アドバイザーの資格を取得、
同期資格取得者6名で「グローバルアイズ」結成し、資格取得講座を実施。のべ300人以上を輩出した。
その後、兵庫県神戸生活科学センター勤務、三菱電機株式会社に嘱託社員として入社。
冷蔵庫と携帯電話のマーケティング、商品企画を担当。
入社2年目で関わった「切れちゃう冷凍」は、生活者目線の賞品として日経のヒット商品賞金賞を取得。
大学の非常勤講師として「消費者行動論」を教えながら、2001年、有限会社アイ・キューブを設立。
主婦5人のネットワークから始まった「実感モニター」も、現在は600人を超える。
2006年に株式会社化し、現職。
▽専門: マーケティング、消費者行動論。
■その他活動情報
<輝きたい女性のためのコミュニティ「MIGAKU」>
~そこに集う人々が自分の持ち味を発揮し、磨き合うことで、
新たな自分を発見する場~を運営しています。
生活者と企業の開発者の磨き合いの場にしたいと思っています。
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